写真

【氣】気配(Presence)

大地の吐息が描く冥土の風景 (秋田県・川原毛地獄) #49

「硫黄の香る白き砂漠、
大地の吐息が描く冥土の風景」

画面を埋め尽くすのは、
草木の一本も生えない灰白色の岩肌と、
そこかしこから立ち上る噴煙。

緑豊かな秋田の山々の中で、
ここだけがぽっかりと「死」の色を纏い、
訪れる者に圧倒的な畏怖を与えます。


【白き荒野の正体】
高松岳の火山活動によって噴出した硫黄が、
一帯の植生を拒絶し、剥き出しの灰白色の山肌を作り出した。


それは地球が今もなお「呼吸」を続けている証であり、
その熱は隣接する滝を「お湯の滝」へと変える。


【綴】物語 (Story)

生命を拒絶する酸性の風

立ち枯れた木々は
骨のように空を刺す。

ただ、地球の熱い息吹だけが聴こえる。

【静】情緒(Emotion)

情緒画像
平安時代より「地獄」として畏れられ、 修験者の霊場となってきたこの地は、 死者への想いを風に託す場所でもあった。 かつて盛んだった硫黄採掘の跡も、 今では静寂の中に飲み込まれ、 大地の記憶の一部となっている。

【案】案内(Guide)

案内画像

『灰白の共鳴 —— 38度線の呼吸』

緑を脱ぎ捨てた 灰白の肌1秋田の山懐 
荒涼たる谷底で1大地は 熱い呼吸を繰り返す

立ち昇る白い噴煙は 脈動の証1足元を染める
 硫黄の黄色と赤褐色の錆
それは 惑星の奥底から滲み出る 熱の記憶

骨のように乾いた 枯れ木たちが
静寂の守り手として 空を指す

北緯38度58分 東経140度30分

「地獄」の名を持つ この場所で1滅びと再生が 
音もなく響き合う

【結】支援 (Support)

「本編では語りきれなかった、より詳細な説明(マインドアップ)」や
画像 「観光協会真中の人との対談動画」などを
グループ参加者限定でお届け・お知らせいたします。

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